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マンゴーの根域制限栽培
直根性の強いマンゴー。
ルートラップシートを使用する事で、樹勢コントロール、果実の着色促進、糖度アップ、花芽分化促進など様々な効果があります。


 
マンゴーの樹は直根が多く、細根が少ないのが特徴です。
写真左は根域制限をせずに直植えしたマンゴーを掘り上げたものです。
太く長い根ばかりで細根が非常に少ない事が分かります。
直根を止めて毛細根を増殖させる事が上手にマンゴーを生産するポイントになります。
 ルートラップシートを敷き込んで直根を止めると細根が増殖します。
上に掲載している直植えのマンゴーの写真と比べると明らかに細根の量が違う事が分かります。細根を増やす事で、液肥、微量要素を効率よく吸収させる事が可能になるので、より赤く、食味の良い、大玉のマンゴーを収穫する確率が格段にアップします。
マンゴーのみならず、ミカン、ブドウ、ナシなど殆どの果樹にも同じ事が言えると思います。
 
 畝幅約100cm、深さ40cmで施工。
列単位で根域制限。

1本ずつ根域制限した様子。

幅1m、深さ40cm〜50cmで施工。
盛土をする事で約700リットルまで土量を確保できます。
 通路にルートラップシートを敷く事によって
防草効果の他、地表面からの湿気を調整するのでハウス内の極端な湿度変化を防ぎます。
そうする事で、ヤニ果や炭そ病の発生を大幅に抑制する事が可能です。

水切り→花芽分化促進
充分な灌水→花〜果実肥大
肥培管理→果実の着色、食味向上
など
 シート内の肥料分、灌水量を自在にコントロールする事でその時期に合った適切な管理が可能になります。
 ルートラップシート+生分解性ルートラップ

植え付け後、根を一気に伸長させるのではなく
樹の成長と共に少しずつ根域、根量を増やしていく方法です。
ポット内に根が一杯になると、ポットを破りながら周りの土(シート内の土)に広がっていきます

   


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